日本百名山挑戦
2011年から百名山にトライしています。登山はずぶの素人であるのに加え、体力もないので、結構、大変です
甲武信ヶ岳(59座)
2022.11.04-05
恵那山を下山した後、そのまま自動車で甲武信ヶ岳の麓の梓山まで行き、そこの民宿「白木屋旅館」に泊まる。旅館に着いたのは21時ちょっと前であった。前日は3時間も寝ないで登山をしたということもあり、チェックインをして風呂に入ったらすぐ爆睡した。目覚ましの音で目が覚め、身支度をして朝食として昨晩購入したおにぎりを一つだけ頬張り、チェックアウトしたのが7時。そして、車で毛木平の駐車場まで15分ぐらいかけて行き、準備を整え出発しようとして駐車場の写真を撮影しようとした時点で電池を民宿に忘れたことに気づく。慌てて取りに戻り、再び駐車場に行き、登山届を出して出発するときは既に8時を回っていた。
五竜岳(56座)
2022.08.29-30
五竜岳にチャレンジする。前日は五竜のゴンドラ駅のそばのアムルというペンションに泊まったのだが、ここが施設もよく、食事もよく、そして何よりコスパがよく、とてもいいペンションであった。幸先がよい。
さて、ゴンドラは8時15分から営業する。8時頃には切符売り場で待ち、4組目ぐらいで乗ることができた。ゴンドラで一挙に標高を稼ぐ。さらにリフトにも乗ると、スタート地点は1673メートルだ。ここの出発時間は8時50分である。リフトの終点付近は高山植物園となっており、そこから小遠見山はハイキング・ルートにもなっていて登山道は極めてよく整備されており、歩きやすい。しかし、階段もあるなど高さはしっかりと稼いでいく。天気も素晴らしく、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、唐松岳が目の前に屹立している。
阿蘇山(55座)
2022.08.17
九州に行く機会があったので阿蘇山にチャレンジする。これまでも九州に行くたびにそのチャレンジを考えていたのだが、噴火警戒レベルが2であるので諦めていた。しかし、2021年10月にそのレベルが1になったので、今回も阿蘇山へのチャレンジを試みた。
伊丹空港から阿蘇熊本空港まで飛び、空港そばのリゾート・ホテルに泊まる。翌日は8時からホテルと空港を結ぶヴァンに乗せてもらい、レンタカー事務所で降ろしてもらう。そして、クルマを借りてまずは阿蘇火口に向かう。さて、しかし、阿蘇山上ターミナルで道は通行不可になっており、火口まで行けることができなかった。そうすると砂千里ヶ浜経由でチャレンジすることになるが、これだと私の登山マップだと130分。仙酔峡経由だとすずめ岩迂回ルートで90分なのと、また、こちらは天候が悪かったので、クルマで仙酔峡まで向かう。
開聞岳(53座)
2022.05.10
開聞岳に登る。前泊は「民宿かいもん」に宿泊したのだが、この民宿は口コミの評判の高さ通りに素晴らしい民宿であった。まあ、その素晴らしさは、ホスピタリティと食事の美味しさにある。朝は4時30分から起きてもらい、珈琲にサンドイッチまでつくってくれていた。ちなみに、朝食はお弁当としておにぎりを3つも予めつくってもらっていたにも関わらずである。
開聞岳の登山口までは、「民宿かいもん」からも歩いて15分ぐらいかと思うが、この15分間が結構、負担になるかもしれないのでレンタカーで最寄りの駐車場まで行く。駐車場に車を駐めて出発したのは5時30分。日は昇っているが、曇っていることもあってそれほど明るくない。駐車場からは山頂が雲で覆われている開聞岳が見える。この雲がいなくなれば開聞岳山頂からは360度の大展望が得られる筈だ。淡い期待をもって登り始める。駐車場から登山口の二合目までは、まあまあ歩く。
那須岳(52座)
2021.10.10
10月10日のまさに紅葉日和に那須岳にチャレンジする。9時に那須塩原駅にてゼミの卒業生3人を拾い、レンタカーにて那須ロープウェイの乗車口に向かう。さて、しかし、那須ロープウェイの入り口から渋滞が続いているようで、この状況ではロープウェイ乗車口では駐車が出来ないのではと考えて、大丸駐車場のところで車を駐車し、そこからバスで行くことにする。これは結果論的に大正解の判断となった。大丸駐車場からはバスにはすぐ乗れたが、当たり前だがバスも渋滞でほとんど移動できない。運転手さんが、歩いた方が早いですよ、と言って皆を降ろしてくれたので、そのようにする。大丸駐車場からロープウェイ乗車口までは、20分ほどであった。道路と並行するようにトレイルが整備されているので歩きやすい。
御岳(51座)
2021.09.19
御岳山にチャレンジする。御岳山は2014年9月の噴火以降、登山ルートが立ち入り規制されたが、最近、緩和された。ということで、どうせ登るのであれば最高峰の剣ヶ峰に行こうと考える。ただ、どの登山道の規制が緩和されたのかがよく分からなかった。そこで、前泊した木曽福島のホテルの受け付けのお兄さんに尋ねると、よく理解しておらず、とりあえず御岳ロープウェイのルートがいいんじゃないですかと答える。御岳ロープウェイ は始発が7時。ただ、それよりは田ノ原ルートの方がいいだろうな、と思っていた。さて、ホテルは当日、予約したのでもう夕食は用意できない、ということなので木曽福島の街中にでる。どうも「くるまや」という蕎麦屋が有名のようなので、そこに行こうとするともう閉まっていた。仕方がないので、そばの「たちばな」という居酒屋に入る。
乗鞍岳(50座)
2021.09.13
乗鞍岳にチャレンジする。これまで乗鞍岳には二度チャレンジしたことがある。一度目は畳平までは辿り着いたが、あまりのガスと高山病のような症状がでたので諦めた。二度目は雨で畳平まで行くバスに乗ることさえしなかった。乗鞍岳は百名山の中では、そうとう登頂が楽な山と知られている。しかし、私にとってはなかなか手強い存在であった。その手強さの一番の要員は私が高山病になりやすいということがある。最初にトライしたのは、松本で宿泊して、そのままバスターミナルに向かったので、いきなり短時間で2000メートルも登ることになった。そして、おそらく寝不足でもあったかと思う。そういう失敗をしたので、今回の前泊は乗鞍高原にて行った。乗鞍高原だと、それでもう標高は1600メートルもある。少しでも高さに慣れた方がよい。
谷川岳(47座)
2021.07.25
昨年の12月に足首を捻挫した。それ以来、初めての登山にチャレンジした。谷川岳ならどうにか登れるかも、ということでいろいろと不安はあったが挑戦してみた。難しければ、戻る覚悟をしてでの挑戦である。朝、5時ぐらいに家を出ようと思っていたのだが、なかなか寝付けず、結局、目が覚めたのは6時過ぎであった。ただ、急いで用意をして出発をしたら7時前に家を出ることができた。オリンピック開催中ということや、四連休の最終日ということもあり、道路は空いており、谷川岳のロープウェイの駐車場に到着したのは10時前ぐらいであった。ロープウェイの運賃は往復で2100円。3分間隔で動いているので凄い輸送力である。
巻機山(46座)
2020.10.18
大学の講義が始まると講義や校務に追われて忙しい。結果、秋に百名山にチャレンジすることがなかなか適わなくなる。そんなことでは不味いと思い、尾瀬の燧ヶ岳にチャレンジしようとしたのだが、ゴートゥーで前泊するような宿がまったくない。それでは谷川岳にしようと水上にある安宿を予約した。予約した後、しかし、ロープウェイの始発は何時かな、とネットで調べたら、なんとロープウェイは運行中止になっていた。何それ!と思ったが、当日予約なのでキャンセルしても全額払わなくてはならない。それなら近場の苗場山に行くかと思ったが、天気予報では苗場山は雪。ということで、それではと巻機山にチャレンジすることにした。
利尻岳(41座)
2020.08.17
利尻岳にチャレンジする。利尻岳には鴛泊ルートと沓掛ルートの二つがあるが、前者を選ぶ。宿の車で利尻北麓野営場まで送ってもらい、そこを5時に出発する。ちなみに利尻北麓野営場のトイレは驚くほど綺麗だ。ウオッシュレットまでついていた。ここの標高は約200メートル。そこから甘露水という日本百名水のある水場までの600メートルはしっかりと整備された道を歩く。登山の最初にこういう道を歩くと、こう気持ちが高まる。甘露水は鴛泊ルートにおいて、最初で最後の水場であり、水も美味しいのだろうが、流石に600メートル歩いただけではまったく水を消費していないので、ここでは水を補給する必要もなくパスする。